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STAP細胞 (8) 第三者による作製の成功:理研も認識していた!

 小保方氏の会見後、弁護団から補充説明の文書が4月14日、公表された。


1)第三者がSTAP細胞作製に成功している件について、理研も認識しているとのことである。もしそうであるなら、理研のあの態度はとても理解出来ない。


 実験ノートの書き方、記録の不備、データー管理の好い加減さ、論文の書き方の稚拙さ、など余りにも幼稚な行動に対する批判は当然である。それについては、筆者のような第三者の科学者も相当呆れており、多分誰もその点を良しとは思っていないだろう。また、本人も会見で何度も詫びを言った。


 だが、そのこととは別に、実験結果に対する理解、今後の取り扱いをどうするかという判断等々、すたわちSTAP細胞は存在するのかどうかに関して、理研側はほぼ否定していたので、他の人が成功していると知っていたことを隠していたとしか思えない。


 そして、小保方氏がその人の名前をあの記者会見の場で言わなかったことで、他の人が成功したと言っているのは嘘ではないかとマスコミは騒ぎ立てている。しかし、個人名を公表しないのは、このような事態では当然だろう。もし公表したら、その人は小保方氏と同じ目に合わされることは容易に想像できる。理研でもいじめられるだろうし、マスコミによって揉みくちゃにされてしまうだろう。個人名を上げてはならないと、弁護士から指導があっただろうし、それは当たり前である。


2)STAP細胞が間違いなく存在しているということに関して、200回以上成功していると言ったことの内容を少し説明しているが・・・・これは、やはりデーターを示して説明するべきところであるので、どうも説得力を欠く。これらの実験ノートをしっかりと示すべきである。


3)「STAP論文新疑惑」という4月12日の新聞記事に関して反論。こうした反論を読むと、マスコミは、嘘とまことを織り交ぜて、面白おかしく物語を作り上げて、ほめあげたり、バッシングをしたりして、読者や視聴者を獲得しようとする常套手段をここでも駆使したのだな、と思わされた。


 新聞やテレビの科学欄に関して、筆者も常日頃、不満を覚えている。知らない専門領域に関しては、嘘を言われても分からないが、よく知っている専門のことでは、こんなに好い加減な嘘を発表して貰っては本当に困るなぁと始終思っている。


4)STAP幹細胞のマウスの系統について、「渡した系統と異なる系統のマウスのSTAP細胞を渡された」と若山教授が言ったという記事について、事実誤認であると弁明。この弁明記事を読む限りに於いて、どちらかが嘘を言っているのは間違いない。


 ただ、若山教授が明らかに嘘を言ったことは、研究していた場所である。当時、小保方氏は若山研究室に所属していたという。すなわち、若山教授の言うように遠く離れた場所で動物や細胞の受け渡しをしたわけではないのである。


 この若山教授に関しては、STAP細胞疑惑が起こった途端に、彼は自分にはいっさい責任がないという無責任な発言を繰り返したのにはうんざりさせられていたが、それでも、この「マウスの系統云々」の記事には、筆者もSTAP細胞の存在に多少不安を覚えたのであるが・・・・。これが彼の嘘だったとは!


5)技術的な問題について、時期が来たら、コツやその他を可能な限り公表するし、また必要に応じて、STAP細胞作製を共にするつもりがあることを、この補充の書類でも繰り返している。


 技術面に関しても、「それを論文に初めから詳細に書いておくべきでしょう」と、マスコミでコメンテーターとして登場する人々は言う。しかし、実際の生物学実験では、必ずしもそうならないことが起こるのである。実験している当人には当たり前の操作であるために「書き足りない」ことが起こったり、文字に出来ない実験のコツがあることがある。


 筆者も何度も経験しているのでよく分かる。文字に書いて、あるいは繰り返し口頭で話しても、どうしても再現できないと言ってくる。こちらは相手に何故出来ないのかがよく分からない。こういう時には、一緒に実験することによって何が問題かが判明するのである。


 小保方氏が心身共に早く元気になって研究に戻れるように、そして、STAP細胞が多くの人々に確認される日が一日も早く来るように祈っている。



23:12 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark
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Posted by: - |at: 2014/05/12 2:38 PM








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