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STAP細胞 (16) 笹井芳樹理研副センター長自殺! 自分自身を赦せなかったのだろうか?
2014年8月5日、正午、びっくり仰天のニュースが飛び込んできた。理研の副センター長、笹井芳樹氏が自殺をしたという。

STAP細胞騒動に関して小保方氏が弱り切っているので、持ちこたえることが出来るだろうかと筆者はかなり心配していたので、彼女のために、かなり祈っていた。しかし、何があっても秀才として漕ぎ渡って行くであるだろうと思われた笹井氏が、崩れ落ちてしまったのは、本当に驚いた。
実は、来週、「聖書と科学カンファレンス」で
STAP細胞騒動 〜自然科学研究の基本を無視した〜」というタイトルで話をすることになっている。

STAP細胞  \己学・・・ES細胞、iPS細胞 ◆STAP細胞研究を支える思想、世界観・死生観  臓器移植の実態 ぁSTAP細胞研究者の科学者としての大失態は何か。コピペだとかという間違いはまだ罪が浅いこと ァ_奮惴Φ罎呂匹Δ△襪戮か? 何を成すべきか、何をしてはいけないかなどという基本的な哲学・思索に基づいて、共に考えて見ることにしている。


さて、STAP細胞に関しては、あの輝かしい発見のニュース直後、2月1日以降、その進展にしたがって様々なことをブログに記述してきた。そのブログで、論文のセカンドネームの栄誉を与えられていながら、どうも理解しがたい副センター長笹井氏の挙動について論じてきた。
記載したブログのタイトルと内容の一部を、以下に抜粋して示す。


STAP細胞 (2) 関係者たちの理解し難い対応・著者たち、他施設の専門家たち  2014/03/19 
小保方氏始め共同研究者たちの対応、高く評価をして大騒ぎをしておきながら、追試をしても再現性が認められないとマスコミに発表して大騒ぎを拡大している外野の「科学者たち」、また理研の人々の対応に疑義を覚えるので、・・・・


STAP細胞 (3) 著者/共同研究者たちの責任・他施設の専門家たち   2014/03/20 
この発見は生物学者がびっくり仰天する出来事であったという認識が、小保方氏にも他の共同研究者にも、もしかしたら無かったのではないだろうか?

 

共同研究者は著者として全責任を負うのだという科学者としての常識を欠如していると思わないではおれない。
共著者として論文に名を連ねている彼女の先輩研究者たちは、そもそも何をしていたのだろう? 研究の背骨の部分は一緒に実験をするのが当たり前なのである。その当たり前のことをしなかったのか?・・・・


STAP細胞 (9): 後出しジャンケンで 「グー・チョキ・パー」 全部を出した指導者   2014/04/19
 笹井氏は科学者である研究の指導者としてより、理研の副センター長としての社会的立場で記者会見したのであろう。全ての意見が出揃った後で、理研を護るために、また一人の優れた科学者の立場を護るために、余りにも見事な「後出しジャンケン」を演じたように思われる。

 

1)論文の不正を見抜ける立場になかった

 笹井氏の主張  最後の2ヶ月強で参加したに過ぎない、 若山さんが研究リーダーであり、世界の若山さんが間違うはずがない。 直属の部下ではなかったので、ノートを見せなさいと言えなかったので、不正を見抜くことは出来なかった。
 

科学者としての立派な履歴がすでに築き上げられている大物の、副センター長が著者の一人になるにあたって、生データーを、実験ノートを見せろというのは、極めて当たり前の行動である。そのようにして論文全体を大づかみに理解し、論文の内容について責任を取らなけらばならないのは当然のことである。

 

このSTAP細胞の発見は生物学者であればびっくり仰天の出来事なのである。その驚きの論文の著者にと頼まれた時には、真摯な研究者であれば注意深く研究内容を検証するのが当たり前の行動であったはずである。優秀な科学者がこれを怠ったということは信じられない気がする。

  ・・・・・・・・・・

STAP細胞の動画が撮影されており、あの動画は全自動撮影であり、改ざんは出来ない。

混入が疑われたES細胞よりSTAP細胞は小さく、区別が付く。

ES細胞では出来ないマウスの胎盤が出来た。

 

 笹井氏は、STAP細胞の存在を証明するデーターとして以上の理由を挙げた。

STAP細胞 (15) 騒動は最悪の幕引きに? 弁護団は科学を軽視し過ぎているのではないだろうか? 2014/07/30 

主要な共同著者たち、すなわち,笹井芳樹氏、若山輝彦氏、チャールズ・バカンティ氏は,最終的には論文の内容をほぼ否定した。

・論文は白紙撤回された。

・撤回に対して科学的に反論できるデーターや,実験ノートは存在していないようである。

・そのために、当然の帰結として論文は信用できないだろう。

・そうして、理研は小保方氏を見捨て,STAP細胞を見捨てた。
************************


STAP細胞が白紙になり、検証実験期間を今年年末までと期間を定められ、そして学術会議から最後通牒なような形で見捨てられた。それが、最悪の事態だと思っていた。それなのに、このような悲劇に落ち込んでいくとは、誰が予想しただろうか? 笹井氏が自殺するまで追い詰められていた現実を、周囲の人々は気が付かなかったのだろうか? 怪物にも見える理研という組織の中で、彼はどのように非難の嵐に曝されていたのだろうか? 科学者として輝かしい業績を上げ、落ち着いた研究生活が出来ていたはずの人であり、この大きな傷が彼を更に大きく鍛え上げるだろうと予想された。崩れ落ちそうな小保方氏とは異なり、研究生活の中で鍛えられて海千山千の人物のような振る舞いが見られたのであるのに。

その人が何故?
人とは弱いものである。ただ、心が痛む。
他人に、理研の幹部に責められたこと、責任を問われて処分されること等で自殺をしようとは思わなかったのではないか。著者となるに当たって、笹井氏が当然なすべきであったと筆者が指摘したこと、すなわちデーターをしっかり検証しなかったこと、そして小保方氏のデータの不備を見抜けなかったということに自分自身を責め続けたのではないだろうか。上級研究者として指導者として、著者として当然なすべきことをしなかったという怠慢な自分を赦せなかったのではないだろうか・・・もちろん忙しすぎる日常があったかも知れないが・・・。科学者としての誇りが修復不可能な極限まで傷つけられたということだろうか。こうして、傷つけられた自分自身を支えることが出来なかったのだろう。

遺書が3通遺されているようで、その1通は小保方氏宛だと報じられている。何が書かれているか、全文が公表されることはないだろうが、「あなたのせいではない。STAP細胞を必ず再現して下さい」というようなことを、笹井氏はSTAP細胞について小保方氏に、死ぬ決心をした最後に書き残していたという。ということは、やはり、彼は最後までSTAP細胞の存在を信じていたということなのだろうか。

このことのために小保方氏が崩れないようにと切に祈る。




 





 
14:11 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark
Comment
STAP論文に連座して理研の辞職はやむを得なかったにしても、例えばアメリカの研究所に籍を置くなり、日本の私大に移るなどして、たった一人でも唇を噛みながら黙々とピペットを握る笹井先生の姿が私は何としても見たかった。そうすれば数年たたずとも部下もでき予算がついただろうと思うと本当に残念でなりません。
Posted by: tera |at: 2014/08/06 6:23 PM
笹井氏を失って精神的に危険な状態にあるとされる小保方さんについてコメントさせて頂きます。
私は彼女と同年齢で同大学卒の娘を持つ者ですが、彼女が私の娘なら、次のような行動をとりたいと思いますが如何でしょうか?
1.可及的速やかに神戸に出向き、彼女を連れ戻す。後追い自殺の危険が充分にある場所に、とても一人で置いておけません。
2.この機会に、STAP細胞(問題)から完全に縁を切らせる。笹井氏の遺書もあるようですが、いい加減にSTAPのくびきから解放させたい。笹井氏の死亡により、問題程度が小保方さんレベルを遥かに超えた次元に拡大・移行していると考えます。
3.STAPに関する諸疑念に対する答えを正直正確にまとめさせ、弁護団に後を託す。
Posted by: 吉村友喜 |at: 2014/08/07 4:40 PM








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