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アメリカのトランプ旋風! アメリカ人の心に秘めた暗部をえぐり出す!

トランプ旋風

 

アメリカの大統領選挙は、力で民主主義を勝ち取ってきたアメリカらしい選挙合戦を繰り広げる。その選挙合戦でびっくりするような人物が躍り出てきた。

 

恥ずかしいほどの大金持ち、バサバサと人の悪口を言い、驚くべき人種差別、宗教差別的発言を怒鳴り回す。特定の外国人、イスラム信者をアメリカに入れない。人を人とも思わない言動に眉をひそめる人も大勢いる中で、強烈で、押しの強い、豪放闊達な人物は、銃を持って自分を守ってきたアメリカ人の気風に合致したのだろうか? どんどん人々の人気を勝ち取ることに成功してきた。

 

そして、よもやと思っていた事が起こった。

大統領候補に選ばれてしまい、クリントン氏との闘いになった。

 

アメリカ人の心の奥に押し込められている差別意識

 

アメリカの歴史を思い起こして簡単に総括できることは「闘争」である。隣国との闘いに明け暮れたヨーロッパで闘争の素地が充分備わった人々が移住してきて、武力で原住民からあの大地をもぎ取った人々である。原住民を駆逐した精神は、まさしく、トランプ氏の思想である。そして、本国イギリスから独立するために闘い、西部まで全土を制圧するために「闘争」し、南北戦争の「闘争」に勝った人々である。

 

しかし、剥き出しの闘争心を暴れさせては国内でも国際関係でも生きてはいけないことを、アメリカ人は学んだ。

国内で原住民を駆逐してしまって、有無を言わさず口をつぐませてしまった。しかし、黒人はそうはいかなかった。人口が増えるにしたがって黒人を無視するわけにはいかなくなり、争わずに勝つすべを身につけたようである。表面だった差別をしないし、差別用語は使わないが、心の中に差別意識がなくなったわけではなく、決定的なところでは頭を押さえつけるすべを学び取った。

 

そして、このような「表面だけのお行儀」をアメリカ人が身につけて、そんなに時間が経ったわけではない。キング牧師が人種差別撤廃の訴えた有名な演説をしたのは、ついこの間、1963年である。そして、これらの一連の運動のために、その5年後に暗殺されている。

 

オバマさんが大統領に選ばれたときの一連の出来事を思い出すと明らかである。決して、すんなりとはいかなかったのである。しかし、遂に、黒人(彼らは有色人種と言い、この中に日本人も入る)の大統領が実現した。

 

ついでのことに、女性に対する差別に関しても、黒人と同様である。アメリカには女性差別はないと錯覚している人は結構多い。しかし、黒人差別と同様に、決定的なことでは厳しい差別をする。そして、それ以外は、徹底的に女性に優しくするのであり、差別を剥き出しにする日本の男性より遙かに賢い。女性の大統領など、青天霹靂の出来事なのに、若しかしたら、初の女性大統領が出現するという事態になってしまった。

 

こうして、本来の闘争心はオブラートを何枚も重ねて、押し込められ、隠されて・・・きた。

 

トランプ氏は、このようなアメリカ人のオブラートを次々と引っぺがし、隠されてきた差別意識の暗部をえぐり出した。それに共鳴する人々が多い事実に、アメリカ人は唖然としているのではないだろうか!

 

現実の生活に不満が充満し、将来に希望が見えないアメリカ人は、怒りを外に向けることでストレス発散を狙っているとしか見えない。

アメリカ人に正気を取り戻してほしいと、願わずにはおれない。

 

 

 

 

 

 

 

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