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オートファジー研究でノーベル医学・生理学賞、日本の基礎研究軽視を憂うノーベル賞学者たち

ノーベル医学・生理学賞

 

生命を健全に維持するために静かに行われている生理学的反応・オートファジーが、「ノーベル賞」という華々しい形でいきなり世の人々の知ることになった。

「生命とは?」という途轍もない難しく、そして魅力的な課題に、多くの生物学者は夢中になって取り組んできている。このような基礎研究に携わるほとんどの学者には日の光は当たらない。多くの人々は、やむなく基礎研究を諦める。どうしても諦めきれない人々は、研究環境においても、個人的な経済生活においても、様々な厳しい現実に直面することになる。

そして、ある幸運なチャンスが訪れた数少ない学者には、様々な「ご褒美」が授けられる。

 

ともあれ、基礎研究がこのように報われることは、まことに嬉しい限りである。

 

基礎研究がなおざりにされる日本

 

ノーベル賞を受けた大隅氏を始め、それ以前にノーベル賞を受けた他の学者も口を揃えて、「基礎研究が軽視されている」ことに憂いを述べている。彼らは「近頃」という表現をしているが、日本では基礎研究は昔から軽視されし続けている。基礎研究にも目が向けられた時があったが、それは一時期であって、その後は、むしろ悪化の一途を辿り応用に直結する研究でなければ研究費が得られない状況になってきている。

 

その歪みの一つが、かのSTAP細胞事件であるだろう。幼い研究者が踊らされてしまったのであった。世の中の風潮は学問の世界のみならず、様々な分野で結果がすぐに見えなければ評価されない。人々は「考える」「熟考する」「立ち止まって考え直す」などという時間の掛かることはなろうことなら回避したいという世の中になっている。早押しクイズ、大流行である。まるで戦争の時のスパイの合い言葉のように、一つの問いに対して一つの答えしかない、短絡的思考回路しか育成されない世の中である。そして、その答えの内容を聞いても、大抵はその一言しか何も知らない人々が支配する嘆かわしい世の中になっている。

 

オートファジーとは?

 

ニュース番組や、その他の番組で「オートファジー」について短い解説がされているが、一般の人々にはなかなか理解が届かないかも知れない。そして、不思議なことに多くの人々は、その内容を知らないままにこの専門用語を覚えてしまうようである。インスタントばやりの世の中である。

 

時間が取れたときに少し初歩的な所まで掘り下げて、オートファジーについてこの欄で説明をしたいと思うので、楽しみにして待っていて下さい。

 

 

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