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人気テレビ番組「相棒」・大人のいじめ・醜い大人の心の内を根こそぎにすると・・・

高視聴率を稼ぎ続けるテレビ番組「相棒」

 

長期間に亘り高視聴率を稼ぎ続けているテレビ番組「相棒」の人気の原因は様々だろうが、筆者は静かなファンである。「静かな」というのは、劇場版がでても映画館に赴くことはなく、テレビで公開されても一生懸命見るわけではなく「ながら族的」に横目で見ていたり、他のことをしながら聞くともなく聞いていたりという程度であるということである。それでも、再放送が何度もされるので相当のことは知っているというか、記憶の底にうっすらと留まっている。

 

そして、面白いと思っている。

どこまで警察・警視庁の実態を映し出しているか、どこまでありえない状況かは分からないが、とことん極端な舞台設計である。

 

舞台設計の大枠

 

超が付く頭脳明晰な杉下右京という警部が組織の支配を嫌い、彼の定義による「真実・事実」だけを絶対視して、事件解決にだけ力を注ぐ。ただ余りにも優秀であることが嫌われ、上司の間違いを見逃すことが出来ず自分の意見を押し通す一匹狼である。一般社会でも流れをかき乱す人間は、それがどれだけ正しくても「いじめられる」。いや、正しければ正しいほど「いじめられる」。右京は窓際に追いやられ独りぼっちであるが、そこへ送り込まれてくるのは「首切りの代わり」というあぶれ者である。それが、「相棒」である。

 

警察組織のことはよく知らないが、警視庁というのは東京都の警察本部で、その頂点にのさばっている警視庁の刑事部長の保身は尋常のレベルではない。ただ「威張りたい」だけの見苦しさ極まる馬鹿者である。そして、その側で揉み手をして「へいこらする」別の見苦しい馬鹿者も、言うなら別の、陰に存在する情けない相棒である・・・。この二人は、現在社会問題になっている子供たちのいじめなど顔負けのいじめをしでかして、優秀な杉下警部をことあるごとに「合法的に」いじめを実行する。

 

警察の部署で強盗や殺人という凶悪犯罪を取り扱う現場の刑事は、一番威勢が良く、一番威張っている部署のようである。その部署の刑事3人組、特に嫌みたっぷりの一人がまた面白い。先を見通すことが出来る優秀な右京を当てにしては寄り掛かっていながら、様々な嫌みを言ったり邪魔立てをして、手柄を丸ごと貰ってしまう。しかし、右京は手柄を横取りされても、そうとさえ認識せず、どこ吹く風である。

 

そして、鑑識課の一人が右京を陰で支えている。

 

何が面白い?

 

面白いと感じる点は様々だろう。

 

右京がその優れた頭脳を駆使して、難解な事件を暴力を使わず論理的に次々と解決する点が小気味よい。右京には好意を持ちながら、組織の人間なのでおおやけに支持できない鑑識課員のとぼけも面白い。島流しとして送られてくる人物が、次々と面白く全く良い相棒である。


組織に働く権力層と、権力の下で喘ぎながら組織の階段を上に登りたい野心を抱く下の層、「出世」はしたいが、しかし見苦しく揉み手をして唯々諾々と従う無様な真似はしたくない、多少は骨はあるものの、しかし、右京のように窓際族にはなりたくない・・・そういう人間の心の葛藤を、真面目でもなく、コメディでもなく描いている。

 

組織からはじき飛ばされ、いじめ抜かれている一人の警部が、そのいじめを肩すかしして、苦痛と感じているかいないのかさえ解らない。そもそも、出世には興味が無いらしい。しかし、威張り散らしている上層部の鼻を明かして事件を解決してしまうが、彼は、上層部の鼻を明かすつもりすらない。そういう所が人気の原点かも知れない。

 

相棒と言えば、この間、この相棒の番組に出演していた女優が麻薬関連で逮捕された。番組の中では、右京の前の妻という設定で、小さな、一膳飯屋と言うには格好良すぎる店の女将さん?である。奇妙な元夫婦で、離婚していながら、右京はそこで夕食を摂る。この元妻は、奇妙な論理を振りかざして右京を非難しまくり、何もかも右京が悪いという風情であるが、右京はどこ吹く風である。

このドラマの元妻が逮捕されたのである。

 

俳優たちの演技が面白いのか? ストーリーが面白いのか?

筆者は、神戸尊(作中人物、俳優の名前は知らない)という相棒の、人を食ったようなクールな役柄を面白いと思った。

ちなみに、新シリーズが始まっているようで、一回目か、二回目かを見たが、どうも面白くなかった。そろそろ、ネタ切れかも知れないな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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